大切な思い出の保管には
古い写真や、懐かしいビデオテープ、思い出の手紙などはずっと大切に保管したいもの。
ここでは、大切な思い出の品々を長期保存するための方法を、種類別にご紹介します。
収納上手になるためにぜひ実践してみてください。
写真(フィルム)
写真プリントにはゼラチンが使用されており、湿気や人間の手についている脂によってカビが生じる場合があります。
プリントされている面には触らないようにしましょう。
プリントした写真はアルバムに貼ります。
これは光と空気を遮断することが目的となるため、ポケット式のアルバムよりも、台紙に接着するタイプを選びます。
アルバムに貼ることが難しい場合は、プリントしている面同士がくっつかないようにして、箱など入れます。
フィルムの場合、プリントサービス時に入れてもらったシートから出さず、箱に入れて保管します。
これらのアルバムや写真・フィルムを入れた箱は空気の流れが少ない冷暗所で保管するようにします。
写真(デジタル)
家庭のインクジェットプリンターで印刷した写真の保存法は基本的にはフィルムの写真と同様になります。
ただし、アルバムはデジタルカメラ用のものを選択しましょう。
デジカメ写真の印刷用紙はフィルム写真用のものと比較すると弱いものであるため、接着力が強いアルバムとなるとはがす際に破れてしまう可能性もあります。
自分で印刷する場合、インクによっては印刷後すぐにアルバムに貼ったり、ガラス面に触れたりするとにじんでしまうこともあるので、安定するまでは放置するようにしましょう。
手紙
手紙は、光や高温多湿な場所を避けて保管するようにします。
密閉性の高い缶よりも紙で出来た箱の方がいいとされています。
紙が中性紙で出来ているものは問題ありませんが、酸性紙で出来ている場合は炭酸ガスを出し、紙自体をボロボロにしてしまうため注意が必要です。
中性紙か酸性紙かの判断は見た目では難しいため、お酢を一滴垂らしてみて、
細かい泡がたってくるようであれば酸性紙でありません。
ビデオテープ・カセットテープ
家庭内での理想的な保管場所は、写真等と同様に空気の流れの少ない冷暗所です。
さらに注意したいことは「磁気」です。
大型のスピーカーの上などに置いて、放置することなどが無いようにしましょう。
また、電源が入ったままの機器には熱がこもりやすくなっているため、デッキに入れたままの状態もよくありません。
すぐに再生ができるようにテープを巻ききり、巻いた側が下になるように縦置きで保管します。
巻ききらずにいると、テープに必要以上に力が加わってしまいます。
CD-R・DVD-R
CD-R・DVD-Rも写真と同様に、空気の流れの少ない冷暗所で保管します。
記録面である鏡側を下側にしてケースに入れますが、不織布を使った封筒状の物に入れて保管する場合は不織布側に記録面を向けるようにしましょう。
CD-Rによくある事故としては、レーベル面にボールペンで字を書こうとして記録面を傷つけてしまうことが挙げられます。
記入する際にはやわらかいペンを使用するようにしましょう。
また、DVD-Rは構造上、円盤の端から中心方向にかかる力に弱いため、強い衝撃を与えるとはがれたり割れたりすることがあります。